むー太郎日記

ふわふわの毛が生えた30代男性の憂いと嘆き

オフィスカジュアルの導入でスキルツリーが開放された話

当方白いふわふわの毛が生えた毛玉であるが、出勤時は流石にふわ毛一丁というわけにはいかないので、スーツを着る。

基本的にスーツとネクタイだったのだが、昨年から会社の方でオフィスカジュアルの解禁となった。恐る恐るといった感じで、セットアップと丸首の白シャツのいでたちで仕事をしてみたところ、思っていたより捗った。

朝の支度が楽だとか、過ごしやすいっていうのはもちろんそうなのだが、それに加えて何となく自分が拡張されたような気持になる。多少浅はかではあるが、オフィスカジュアルで仕事するなんて、仕事できるヒトみたいじゃん!と思ってしまう。

 

 

もともとは吊るしのスーツばかり着ていた。仕事で使うものにあまりお金を使いたくないという理由もあったし、そもそも、自分のようなレベルの人間には、見合った格好なのだと思っていた。

しかしながら、実際に装いを改めてみたところ、なんだかんだ言いつつ、僕という人間もそれなりに経験は積んできているし、なかなか捨てたものではないかもしれないな・・・?と、仕事に対する姿勢も前向きになったように感じる。

これはうれしい発見であった。

 

 

仕事に関する姿勢という話では、仕事術とか自己啓発系の本を読む機会も増えた。

一流だけがしている高速仕事術、だとか、習慣が変われば人生が変わる、だとか、GTDだとかGRITだとか、マインドセットだとかマインドフルネスだとかマインドスキャンとかマインドクラッシュとか、そういう本たちだ。

これも若いころなら、「意識高い系」と呼んで忌避していた。意識だけが高くて、中身が伴っていない人のことを揶揄した言葉だが、つまり、自分に対する自信がなかったのだなと振り返る。

 

 

中身が伴っているかどうかはともかく、意識だけ高くてもいいんだなというのが今回の学び。

スキルツリー開放しておかないとスキルポイントをスキルに振れないのだ。自分でも気づいてなかったけど、スキルポイント結構たまってたから、スキルツリーの開放で急にスキル使えるようになった。そんな感じ。

・・・なんか分かりづらいたとえになってしまった。

まあともかく、形から入るみたいなのが大事なときもあるし、格好つけて、中身の方が追い付いてくるパターンもあるよね。

自分の外殻を定期的に拡張していくのが大事だなと思いました。